健康診断MEDICAL CHECKUP
わんちゃん、ねこちゃんは体の不調を感じても、
彼らは言葉で伝えられません。
言葉を話すことができない彼らの発するサインを
きちんとキャッチしてケアしてあげる必要があります。
健康診断プログラムは、
彼らのことを知る「アイテム」でもあり、
彼らを知るための「愛情の形」でもあります。
健康診断について
わんちゃんねこちゃんの歳の重ね方
わんちゃん‧ねこちゃんの年齢は、人間と同じように、1年で1歳と数えますが、歳の重ね方は人間と同じスピードではありません。
例えば、15年生きている人間は「中学3年生の青春真っ盛り」ですが、わんちゃんねこちゃんは「おじいちゃん、おばあちゃん」となります。
もちろん、人間同様、わんちゃんやねこちゃんにも個体差があり、⼀概には言えませんが人間と同じ感覚で年齢をとらえるのではなく、彼らの歳の重ね方を把握しておくことが飼い主としての責任でもあります。
わんちゃんやねこちゃんの年齢を人間に当てはめる時は、
「はじめの1年で20歳になって、そのあとは1年に5歳ずつ歳とっていく」
と覚えておくと計算しやすいでしょう。
長寿への道のり
わんちゃん‧ねこちゃんの寿命は年々延びてきています。
延びた寿命のすべては、中年~老年の部分の延長。なかには、看取ることができない、介護が大変という理由から保健所や保護団体、動物病院に相談したり、飼育放棄の事例も増えてきています。
「少しでも長い間、⼀緒に過ごしたい」
わんちゃん‧ねこちゃんを愛する人なら、誰しも思うことです。
人間と⼀緒で、中高齢になってくると、心臓や内臓系、関節の問題など、さまざまな体の不調が出てきます。
不調に気づき、早めに病院に⾏ける人間と異なり、わんちゃん‧ねこちゃんは、ギリギリまで⾃分の力でなんとかしようとします。
ついに限界に達して、飼い主さんが気づいた時は、時すでに遅し、ということも‧‧‧。
人間以上に、わんちゃん‧ねこちゃんは「早期発見‧早期治療」が大事なのです。
健康診断プログラムについて
健康診断プログラムの提案
わんちゃん‧ねこちゃんは、人間の約4~6倍のスピードで歳をとります。
7歳を超えると、シニアの仲間入り。いろいろな病気が出てきます。
ル‧オーナでは、皆さまの家族であるわんちゃん‧ねこちゃんにいつまでも元気で長生きしてもらうために、定期的に受診することをおすすめします。
私たち人間も、中高齢になると最低でも1年に1回は健康診断を受けますよね。
わんちゃんねこちゃんたちは1年で5歳、歳をとるので、最低でも年2回は健康診断を受けてほしいと願っています。
健康診断プログラム受診のメリット
健康診断プログラム検査内容
検査でなにがわかるの?
「うちの子、どこも悪いところがない」「うちの子は健康体」「健康なのに、検査する意味あるの?」
症状がないから健康だと思っていませんか?
健康に見えているけど、実は病気が潜んでいた‧‧‧ということはたくさんあります。
それぞれの検査の内容と、ル‧オーナで実際にあった事例をご紹介します。
基本の検査
健康状態、耳、眼、鼻、口の中などの様子を詳しくチェックし、評価します。
聴診をすることで心雑音の有無が、耳の中をチェックすることで外耳炎の有無が口腔内を見ることで歯石のつき方や歯肉炎‧口内炎などの有無がわかります。
血球などの数値を測定し、全身状態を把握する「⼀般検査」と酵素や電解質などの値から臓器が正常に機能しているかを調べる「生化学検査」があります。
貧血の度合いや血糖値をチェックしたり、腎臓や肝臓の値をチェックしたりすることで、さまざまな病気の発見につながります。
タンパク、糖、結晶、白血球や赤血球の有無や比重(おしっこの濃さ)などを測定します。
便を顕微鏡でみて、回虫、条虫などの腸内寄生虫の感染を調べます。また消化不良や腸出血、膵臓機能不全の診断にも役立ちます。
胸部や腹部の様子を写し出して、外側からはわかりにくい病気を調べます。また背骨など骨格の異常もみつけられます。
オプション検査
準備中です。
準備中です。
レントゲン検査だけでは判断しにくい臓器の様子が把握できます。
体に痛みを与えることなく、内臓の状態、腹水‧胸水の有無、心臓の弁膜の動きなどを詳しく調べることができます。
準備中です。
‧皮膚検査
ダニなど外部寄生虫やカビなどを検査するために、皮膚の⼀部や毛を採取します。
‧アレルギー検査
動物にも、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が増えています。
検査方法については、獣医師に気軽にご相談ください。
‧ホルモン検査
動物にも、さまざまなホルモンがあります。
正しく分泌されないことで、問題を起こすことも。